建物の基礎は鉄筋コンクリート製であるということは、皆さんもご存じでしょう。鉄筋コンクリートとは?と改めて聞かれると、正しく答えられる人は少ないと思います。鉄筋コンクリートは、鉄筋とコンクリートがそれぞれ持っている材料の強さの特性を合体させたものです。コンクリートは圧縮力に強く、鉄筋は引っ張り力に強いという特性があります。基礎には圧縮力と引っ張り力が常に働きますので、両方の力に抵抗できる材料でなければなりません。そこで鉄筋コンクリートが採用されているのです。では、鉄筋とコンクリートが力学上一体化できるのはどんな理屈によるのでしょう?鉄筋の周りの付着力でコンクリートと一体化されるのです。基礎の現場では、通常、鉄筋をはじめに組み立てて、型枠で囲った中に生コンクリートを流し込みます。生コンクリートは、セメント・砂・砂利を決められた配合で混ぜ、水を加えて練りあげます。砂利の大きさはその直径が20ミリ未満と規定されています。
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