なんといっても無名の土地は安いですし、いずれ出世しそうな場所を選べば、案外、そこが将来ブランドになる可能性もありますね。その典型が浦安です。私が家探している数10年前に、お猿の仲間で(私は猿を飼っていましたので)浦安の漁師さんがいました。私は浦安なんて行ったことがないから、「浦安ってどういうところですか」と聞くと、「いや、いいも悪いも、家なんか1軒もないよ」といいます。それで1度行ってみたら、まさになにもない。その漁師さんは、そこに広大なる土地を持っていまして、「広い土地ですねえ」といったら、「広くたってしようがないよ、こんなとこ」なんていっていました。そのとき「じゃあ、お宅の一隅でも私に売ってください」といっていれば、いまや私もなかなかの資産家になっていたのでしょう。当時の浦安はただの漁師町で、鉄道の1本も通っていなかったのが、いまや地下鉄東西線とJR京葉線の2本が通っている超1流地、数10年前に4流5流だったのが、坪当たりの値段はいまや私のいる練馬よりも上ですからね。まあ、「いずれ出世しそうな無名の土地」なんて、そうそうわかるものではありませんが、浦安みたいなこともあるわけで、無名の土地をバカにしてはいけません。
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