リスクの大きい固定期間選択型の特約期間

2011.10.21

リスクの大きい固定期間選択型の特約期間2年、3年においても1%台ということはなく、2%台以上に上がっているのではないだろうか。その結果、1年か2年後には、すぐに借り換えた人は、「あのとき借り換えておいて良かった」と安堵し、借換えを見送った人は、「やはりあのときに借り換えておくべきだった」と後悔することになるのは必至である。具体的な数字をみれば、納得できるはずだ。1年前に、借入額3000万円を固定期間選択型の特約期間3年、金利1.0%、35年元利均等返済の条件で利用した人の例でシミュレーションしてみよう。

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この人の当初3年間の毎月返済額は8万4685円。このまま何もしないで、3年が経過して4年目を迎えたとき、金利か3.0%になっていれば、返済額は11万2785円、4%の場合が12万8550円になる。その後、金利かまったく変わらないと仮定したとき、今後10年間の総返済額は、3%のときが約1286万円、4%の場合が約1437万円になる。これに対して、いま2.40%のローンに借り換えると、毎月の返済額は10万5052円に増える。たしかに、当初の返済額からすれば2万円以上の増額であり、家計への影響は小さくないだろうが、それでも特約期間終了時の金利が3.0%になったときの返済額よりは少なくなる。さらに、金利4.0%になったときと比較すれば、毎月返済額は2万円以上減額できた計算になる。今後2年間は毎月2万円の増額でも、その後8年間はむしろ2万円減額できたという結果になる可能性が高い。





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